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セカンドオピニオン 3
~ 自由に病院選ぶ権利 ~
主治医に内緒で別の病院を受診する、という話を聞くことがあります。かたちはセカンドオピニオンと似ていますが、これはセカンドオピニオンではありません。2番目の病院でも同じ検査を受けますから、お金が余計かかるとともにCT、レントゲンなど被爆の影響も出てきます。内緒でそんなことをすれば、2度手間でさまざまなむだを生み出してしまうのです。
患者は自由に病院を選ぶことができます。他の病院へ移ることを希望する場合でも、セカンドオピニオンを申し出てください。そうすれば検査を受けた画像データ、病理検査記録とともに診療情報提供書(紹介状)をお渡しします。
2番目の病院の医師は持参したデータ、記録などを基に判断(セカンドオピニオン)すればいいのですから、余分な検査は不要になります。また、セカンドオピニオンでは患者に30分以上の説明をすることになっています。この説明は保険適用されません。本院では患者負担はありませんが、他病院で受診しますので、初診料、紹介患者加算料、読影量が求められます。それでも、最初から検査をし直すのに比べれば、ずっと安いはずです。
患者が他の病院を希望した場合、主治医は患者個人の情報を公開しなければなりません。もし、患者が何かの不安や不満を持った場合でも「知り合いに医者がいるので相談させてもらうため、セカンドオピニオンを受けさせてください。」そう言えば、お互いの信頼関係に傷はつきません。
患者は権利として、セカンドオピニオンを要求できます。10年ほど前まで、カルテを開示してくれる医療機関は日本ではほとんどありませんでした。
現在では本院を含めまして、患者が希望するのであれば、カルテを開示します。本院は最低10年間、カルテを保存しています。再び、本院を訪れるのであれば、患者のこれまでの記録はすべて診療録管理室から取り出せる仕組みになっています。
セカンドオピニオンを求めれば、新しい視点から冷静で客観的な所見が得られるはずです。セカンドオピニオンを薦める医者が増えています。主治医に内緒で、別の病院に行くという時代は終わりました。
この記事は2005年4月24日現在の状況を元に作成されたものです。
その後さまざまな変化があることはご了承ください。
