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診療体制
静岡県は新生児医療体制の地域化が整備され、当センターは、東部地区の第三次新生児医療施設として昭和57年4月に開設されました。動くNICUとも言える新生児専用救急車に医師、看護婦が同乗し、東部地区の病的新生児、早産児等をセンターに搬送しています。医療を要する新生児は出生数の約3~5%であることから、東部地区では年間約400例の症例が対象となります。
新生児専用救急車は年間400件出動しており、地域の対象児のほぼ全例に関わっていることになります。当センターへの入院は、年間250から280例ですが、たとえ当センターが満床であったり、外科的疾患で転院を必要とする症例についても、責任を持ってしかるべき施設を紹介できるシステムが確立しています。地域の産婦人科医との連携も密であり、早産やハイリスク新生児の出生に対しては分娩に立ち会い、出生後早期より新生児専門医による診察、治療を開始しています。
また、出生後に何らかの異常を認めた場合にも、出生産科施設から速やかに連絡がとられ新生児専用救急車が出動しています。人工呼吸器を必要とする重症児は年間100例、高度な医療が要求される出生体重1500g未満の未熟児は年間60例を超えています。治療成績については、静岡県東部地区の新生児死亡率が全国平均値よりはるかに良好であることから、日本のトップレベルと評価されています。さらに平成10年の産婦人科の開設に伴いハイリスク妊婦、多胎、28週未満の切迫早産等の母体搬送症例が急激に増加し、さらに治療成績は向上し、東部地区の周産期医療の中核となってきています。
フォローアップ外来
またセンター退院児に対しては、『フォローアップ外来』を実施し、母親の育児相談、栄養相談も含め長期にわたりこどもの成長を見守っています。重症の後遺症を持つこどもも少なく、目標としている"後遺症なき生存"に向けてスタッフー同24時間体制でがんばっています。
