メンタルクリニック
経験すべき疾患・病態
- うつ病などの気分障害
- 統合失調症・妄想性障害
- 認知症・せん妄
- 身体表現性障害・パニック障害などの神経症性疾患
- 症状精神病
- 器質性精神障害
- 緩和ケアの対象となる終末期の患者
当科および協力病院の紹介
順天堂静岡病院メンタルクリニックでは外来診療に加え、一般身体科入院患者の中から精神科的治療が必要な患者をコンサルテーションリエゾンとして診療している。特に一日平均外来患者数は約65名で、初診患者数は静岡県内でトップである。協力病院である沼津中央病院は精神科の単科病院で静岡東部地区の地域精神科医療の基幹となっている病院である。開放病棟、閉鎖病棟に加えてデイケア、中間施設、援護寮、共同住居、作業療法施設、職業訓練施設など社会復帰施設を備えており復帰プログラムも行われている。また夜間救急当番も担当しており救急ベッドを常設している。
研修内容
当科では2年目の研修の中で選択科目として1-4ヶ月間研修する。研修内容としては、先ず一般精神医学とコンサルテーションリエゾン精神医学の基礎を学び、身体面のみならず精神面からも患者の訴えや症状を診る能力を養う。さらに児童思春期から老年期にかけて幅広い年齢層の患者を対象に、従来の精神科疾患全般について学ぶ。また膠原病や代謝内分泌疾患に伴って生じる症状精神病の診断と治療、慢性疼痛患者や終末期患者に対する向精神薬の使い方を修得する。専門的技能として脳波判読も学習する。
指導体制としては日本精神神経学会専門医制指導医、日本精神病院協会臨床研修指導医、精神保健指定医などの資格を有する常勤医3名が直接指導にあたる。外来では患者の予診をとるとともに指導医の外来に陪席する。外来診療においては研修修了時には、単独で病歴・症候の正確な記述ができ、さらに初期治療の計画がたてられることを目標とする。病棟では研修医は患者の担当医となる。また当院は一般精神科病棟を有さないため、協力病院である沼津中央病院にて一般精神精神科入院患者について研修する。同病院は社会復帰施設およびプログラムが充実しており、精神疾患患者の社会復帰や地域支援体制についても勉強できる。また同病院は夜間救急も担当しており、精神科救急患者についても研修できる。


