産婦人科
経験すべき疾患・病態
- 妊娠分娩(正常妊娠、流産、早産、正常分娩、異常分娩、正常産褥、正常新生児)
- 女性生殖器およびその関連疾患(無月経、不妊症、更年期障害、骨盤内感染症、子宮脱、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍、子宮頚癌、子宮体癌)
産婦人科の特徴
当科の診療内容は産婦人科の全域におよんでいますが、特に産科では多胎妊娠や妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)などのハイリスクの患者さん、また婦人科では子宮癌や卵巣癌などの悪性腫瘍あるいは手術を要する婦人科疾患のかたが多く集まってきています。
なかには極めてめずらしい症例も多数あり、そのようなものは学会や論文発表につとめています。
現在は教授1、准教授2、助教3、助手2の計8名で診療に当たっていますので、一人当たりの患者さんの数も多く、豊富な臨床経験を積むことが可能です。
産科の研修内容
産科の研修は先ず分娩室での正常分娩の取扱いから始まります。正常分娩といっても千差万別で、陣痛や胎児心拍の観察、内診の仕方など様々な知識が必要です。
次いで切迫早産や妊娠高血圧症候群などで入院患者さんの管理を学びます。
また、大学病院ですから、妊婦さんのなかには糖尿病、甲状腺疾患、SLEなどを合併しているかたが多く、そのような合併症のある妊婦の管理を勉強することになります。
産科で必要なのはその他いろいろな産科手術の技術です。分娩室での吸引分娩、鉗子分娩、骨盤位牽出術、また帝王切開などを学ぶことになります。
婦人科の研修内容
婦人科ではまず入院している良性疾患の患者さんの治療に当たります。多くは子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮脱などで手術を要する患者さんたちで、手術は初め第2助手として入りますが、慣れてくると、第1助手で手術の勉強ができます。
次いで悪性疾患の患者さんの治療に入ります。手術ももちろんですが、術前の検査や管理、術後の管理、さらに必要な場合は抗癌剤による化学療法や放射線療法など、悪性疾患の管理について幅広く学ぶことが可能です。
外来診療では不妊症の治療があります。子宮卵管造影、精液検査、人工授精などの技術を学ぶことができます。


