麻酔科
救急医療臨床研修プログラムでは、救急診療科1ヶ月、麻酔科2ヶ月を研修します。
研修目標
- 周術期の患者の状態の把握と呼吸循環管理を学ぶ。
- 一般的な麻酔に関する知識を習得する。
- 緊急時の処置のための基本的手技を習得する。
- 麻酔管理を通じて集中治療における各種薬物の使用法を習得する。
- 手術期管理の基礎
- 手術患者の、手術と麻酔に対するリスクを理解し、説明できる。
- 手術と麻酔に必要な検査を理解し、結果を判断できる。
- 主たる麻酔方法(全身麻酔、脊椎麻酔、硬膜外麻酔)の原理と適応を理解し、説明できる。
- 予想される術後合併症を理解、説明できる。
- 麻酔管理の実際
- 全身麻酔
- マスクによる人工呼吸ができる。
- 麻酔導入薬、筋弛緩薬の種類と効果や投与量、副作用を理解できる。
- 指導医のもと、気管挿管を行える。
- 人工呼吸器の設定ができる。
- 脊椎麻酔
- 脊椎麻酔に必要な解剖を理解している。
- 指導医のもとに、脊椎穿刺が行える。
- 正確に脊髄腔に薬液を投与できる。
- 硬膜外麻酔
- 硬膜外カテーテルから薬液を正確かつ清潔に注入できる。
- 術後硬膜外鎮痛の効果や副作用を理解できる。
- 全身麻酔
- 周術期管理のための基本手技
- 静脈路確保(22Gor20G針)が確実にできる。
- 輸血路確保(18Gor16G針)が確実にできる。
- 胃管を挿入できる。
- 指導医のもと、末梢動脈カニュレーションができる。
- 周術期のモニターの理解
- 心電図を装着し、不整脈等を診断できる。
- 血圧計を装着し、測定することができる。
- サチュレーション(経皮的動脈血酸素飽和度)モニターを装着し、その値から患者の呼吸状態等を把握することができる。
- 体温計を挿入または装着し、体温管理をすることができる。
- Aライン(観血的動脈圧)モニター回路の組み立てと設定ができ、波形により患者の循環動態を把握できる。
- CVP(中心静脈圧)モニターの設定ができ、その値により循環動態を把握できる。
- 輸液管理
- 輸液の種類を理解し、病態にあった選択、投与量の決定ができる。
- 電解質異常を理解し、補正できる。
- 輸血管理
- 輸血の種類や適応を理解している。
- 輸血フィルターの種類を理解し、回路を組み立てられる。
- 循環作動薬の使用
- カテコラミンをはじめとする昇圧薬の作用と使用法を理解している。
- 各種隆圧薬の作用と使用法を理解している。
- 持続投与薬剤を調整して体重・時間あたりの投与量決定ができる。
- 鎮痛薬・鎮静薬の使用
- 麻薬を含む各種鎮痛薬の作用と使用法を理解している。
- 各種鎮静薬の作用と使用薬を理解している。


